焼肉屋の開業で成功させるためには、いくつかの抑えておきたい注意点があります。ここではそんな焼肉屋の開業において押さえておきたい注意点・ポイントをつに絞ってご紹介いたします。
焼肉屋開業のコンセプトに関する注意点
開業するにあたり一番大事なことがコンセプトを決めることです。このコンセプトを決めることでコンセプトに合ったお店の雰囲気やサービス、メニューにしていく必要があります。ここがブレてしまうと何を売りにしているのかわからなくなってしまいお客様の印象に残らなくなってしまいます。
そのようなことにならないようにコンセプトをしっかり考えなければならないのですが、コンセプトが何かが分かりずらいと思います。焼肉屋におけるコンセプトはお店の理念や目的、絶対に貫き通す思いになります。
お店を開業する際にはそれぞれこんなお店にしようなど思いや理念を持っていると思います。
例えば「他では食べれない焼肉が食べれるお店にする」「新鮮で美味しい焼肉を提供したい」などの思いをもって開業をしたはずです。
これを誰もがどんなお店か簡単にイメージできることが大切です。
焼肉屋開業のメニュー作成時の注意点
メニュー作成する際に重要なのが上で書いたコンセプトを作ることです。しっかりとコンセプト作りをすることが、メニュー作成の成功につながります。
メニュー作りは物件選びや機器、設備を決める前に準備をすることがおすすめです。なぜかというとどのようなメニューを作るか決めなければそのメニューを作る際に必要な機器、設備が変わるため購入するための費用にかかわってくるからです。
メニュー作成する際のポイント
1.メニューの数とカテゴリーのバランスを考える
焼肉屋で扱うメニューの数とカテゴリー別に見たメニューの数を分けて考えることで偏ることなくバランスのよいメニューを企画することに繋がります。
基本的な焼肉屋のメニューのカテゴリーは大きく分けて4つあります。
・メインメニュー:熟成肉や希少部位などの高額メニュー、焼肉用の肉や海鮮、野菜などがあげられます。数種類の肉がセットになっているものも含まれます。
・サイドメニュー:おつまみなどのスピードメニュー、サラダ類、ユッケ、ポテトフライなどの単品、スープ・麺類、ご飯類などがあります。
サイドメニューが充実していると他社とも差別化することができます。
・デザート:アイス、杏仁豆腐、プリンなど
・ドリンク:ビールなどの酒類、ソフトドリンクなど
扱うメニューをカテゴリーごとにチェックするとどこに偏っているかが分かってきます。
コンセプトで決めたターゲット層とメニューがあっているかも大切です。
焼肉屋開業の衛生管理の注意点
焼肉屋で衛生管理について調理段階ごとに考えるとわかりやすいと思います。
焼肉屋で調理段階は大きく分けると3つあります。
1.そのまま提供するもの
加熱処理を行わないサラダ、馬刺し、アイスクリームなどが含まれます。加熱処理することができないので殺菌することができません。なので調理工程の際の食材についている菌などの消毒、殺菌が必要です。また商品を保管するときの温度管理も重要です。ここをおろそかにすると食中毒の菌が増殖してしまうので低温で管理することが基本です。
2.店で加熱し提供するもの
店側で加熱し提供するものは、ビビンバ、チヂミなどが含まれます。調理するために加熱するのはもちろんなのですが殺菌することもあります。十分に火が通っていないと食中毒菌を殺菌することができません。なので火が通っているかの確認や加熱する温度、時間の管理が必要となります。
3.お客様が加熱調理するもの
お客様側で加熱調理してもらうものは、牛肉や豚肉などの肉類、海鮮類、などが含まれます。お客様に加熱してもらうものはお客様に協力してもらう必要があります。肉を焼いてもらう際にはトングを使ってもらうように促したり、焼いた肉を取るトングや箸を使い分けてもらうようにしてもらう必要があります。
まとめ
以上が、焼肉開業時の注意点でした。焼肉屋開業を成功させるにはコンセプトを明確にしてそれに沿ったメニュー作りが大切です。そのために店舗としてお客様に何を提供するのかのコンセプトを明確にしライバル店との差別化を図り、他にはない魅力のある焼肉屋を開業していきましょう。
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