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ラーメン屋を開業するために必要な設備とは?費用を抑える方法までご紹介します!

数年前から人気に拍車がかかり、熱狂的なファンを持つラーメン。自分もそんなファンに愛されるラーメンを提供するお店を作りたいと思っている方もいらっしゃるのではないでしょうか?とはいえラーメンに入っている具材はわかっても作るために必要な設備はわからない……そんな方のために開業に必要な設備をご紹介いたします!

ラーメン屋開業のために必要な厨房設備

鍋・茹で麺機

大型の鍋や麺茹で機は、麺を茹でることに必要不可欠です。一定の温度を保ち、麺をゆでることができるため、すべての麵を均一な硬さに仕上げることができます。また、大型の鍋はスープを長時間かけて作るのに必要となってきます。

茹で麺機の価格は、中古品であれば100,000円から300,000円程度で購入できますが、新品のものは500,000円前後の価格が一般的です。

作業効率を加味したうえで、一回に茹でられる麺の数や大きさを考慮し、選ぶようにしていきましょう。

ローレンジ・ガステーブル

ローレンジはラーメン屋になくてはならない厨房設備です。スープを煮込み、加熱するために必要なものになります。一度でも冷めてしまうと味が変わってしまうかもしれないラーメンだからこそ、長時間焚き続けることが重要になってきます。

ガステーブルはサイドメニューがある場合に必要な設備です。チャーハンや炒め物など、メニューによって導入の有無を決めるようにしましょう。

ローレンジは新品の場合20,000から100,000円、中古であれば50,000円以内で手に入ります。ガステーブルは新品であれば100,000円前後、中古であれば50,000円前後が目安の値段となってきます。どちらも厨房の広さを考慮して大きさをしっかりと選ぶようにしましょう。

フライヤー

こちらもメニューによって必要の有無は変わってくるものとはなりますが、からあげなどの揚げ物メニューがある場合には必要な設備になってきます。

小型のものであれば100,000円あれば導入することができるでしょう。

食洗器

お皿の枚数は多いながらも、回転率良く効率的にお店を回す必要のあるラーメン屋。自動で洗浄してくれる食洗器の導入があるといいでしょう。種類さまざまにアンダーカウンタ-タイプ、リターンタイプ、ドアタイプ、スルータイプがありますが、ラーメン屋ではその中でも特に食器類の取り出しのしやすいリターンタイプが選ばれることが多いです。また、食べ残しが多いことも想定されるため、ダスト付きシンクのものを選ぶのが良いでしょう。新品であれば100,000円前後。中古品であれば50,000円ほどで購入できます。

ラーメン屋開業に必要なホール設備

カウンター

ラーメン屋の顔ともいえるカウンター。このカウンター選びに重要なのが高さと形です。

まず高さから。カウンターには大きく分けて3種類のカウンターの高さがあります。一般的なダイニングテーブルのようなローカウンター。足がギリギリ床につくかつかないか程度のミドルカウンター。バーなどによく用いられるカウンター内と目線の合うハイカウンター。ラーメン屋の場合にはその中でも落ちついて味わえるローカウンターが良いでしょう。形に関しても「I字型」「L字型」「コの字型」の3つがありますが、作業効率を図るためには客席全体を見渡せ、厨房の形もまっすぐで動きやすい「I字型」を取り入れるのが一般的です。どこかしら個性を入れたい場合には、カウンターで工夫してみてもいいかもしれません。

給水機

ラーメンを食べていれば誰しも感じるであろうのどの渇き。

従業員がホールを回って水を注ぐ方法だとなかなかに効率的ではありません。ここで導入したいのが給水機です。いつでも冷たい水をお客さんの好きなタイミングで入れることができます。また、来店時に水を置くという手間も省け、かなりの時短につながるでしょう。

券売機

ラーメン屋でよく見かける券売機。こちらも注文の時短に大いに役に立ちます。注文を聞きに行く手間が省けるため、スタッフの人員の削減にもつなげることができます。

この券売機を導入する際には、キャッシュレス決済対応のものを導入すればターゲットの幅も増やすことができるでしょう。

中古であれば1,000,000円以内で購入できるものもありますが、なるべく費用を抑えたいという場合にはレンタルリース品を導入することで1カ月10,000円から導入することもできます。

ラーメン屋開業の設備費用を抑えるためにできること

紹介してきたように設備1つとっても十数万かかってきてしまうこともあります。

そうは言っても内装工事や外装の工事もしたい……、だからこそ設備はできることなら費用を抑えたい……そんな時に使えるのが中古品とレンタル品の使用です。新品で買うものよりもぐっと値段が抑えられるため、この利用を視野に入れ、検討することをおすすめします。他にも物件選びの段階から居抜き物件のようなある程度の設備の揃っているものを選ぶなどできたらなお良いでしょう。

まとめ

今回はラーメン屋開業において必要になってくる設備についてご紹介してまいりました。

どうしても費用面で大きくなってきてしまう設備類への投資ですが、うまく中古品やレンタル品を活用するなどして費用を抑え、多くの人から愛されるラーメン屋を作っていきましょう!

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