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ラーメン屋の内装費用はいくら?費用を抑えるポイントもお話しします!

ラーメン店を開業する際には、内装が重要な要素の一つです。

内装はお店の雰囲気や居心地を左右し、人気の店舗を目指すためにもこれらは不可欠です。とはいえ内装工事の費用にいくらかかるか、また必要となってくる内装設備とは一体何なのかということに関してはあらかじめ知っておきたいところです。

この記事では、ラーメン屋の内装費用について詳しく見ていきます。

ラーメン屋の内装費用はいくらくらい?

結論から言うと、ラーメン屋の開業のための内装工事費用としては300万以上はかかるとされています。

大体坪単価が15~50万ほどとなっており、ほとんどのラーメン屋の広さとして15~20坪程度の広さのため、少なく見積もっても225万はかかる計算となります。

また、ラーメン屋で特にこだわりたいのが実は床や壁、天井と言った部分なんです。

というのも、油っぽくなりがちな調理工程だからこそ床や壁や天井に落ちにくい汚れが付着し、清潔感のない印象を与えかねません。そのため値段は少し張りますが、汚れの付きにくい素材のものを選んだり、汚れの目立ちにくい色の物を用いるのがおすすめです。

これだけじゃない!ラーメン屋の内装に必要になる費用

300万近くかかると先ほど述べた内装費用ですが、ここではその内訳をご紹介いたします。

まず物件取得費。立地や広さにも左右されますが、これには150万~かかってきます。大体物件取得費は家賃の8か月分を用意しておくことを見込んでおきましょう。

次に内装工事費。床壁絵天井を貼ったり、ラーメン屋に欠かせないカウンターの設置などを行うのがここです。300万ほどかかることを想定しておくのが良いでしょう。

ほかにも厨房設備として、ゆで製麺機やローレンジと言った必須となる設備、回転率をあげるためには食器洗浄機等、大型の設備が必要になってきます。こういった厨房設備だけでも300万はかかります。大型にお店を開く場合や大勢のお客さんを入れることを想定している場合には同じ設備でも複数設置する必要があり場合もあるので柔軟にここは考えていきましょう。

また、厨房内で煮込みの作業があったりと長時間火を使う影響で店内が暑くなることを想定した空調設備や、換気設備もまたしっかり備えておくことが重要です。これには200万ほどを見込んでおくようにしましょう

こう見ていくと内装を一式揃えるためには相当な費用が必要となってきますよね。

ラーメン屋の内装の費用を抑える方法

ここまで読んでそんなにかかるのか……とたじろいでしまった方も中にはいらっしゃるのではないでしょうか?そんな方のためにここでは少しでも内装費用を抑える方法3選をご紹介します。

①居抜き物件を使う

一番出費が抑えられるのがこの方法です。内装デザインの自由度は減ってしまうものの、前にやっていたお店が同じラーメン屋であった場合にはレイアウトを変えることなくすむため内装工事費用がかなり浮きます。とはいえ経年劣化している部分も少なからずはあるはずなのでそこはしっかりと清潔感の保てるように手を入れましょう。また、運が良ければ前の方が什器や設備一式を残していかれている場合もあります。そんなお宝物件を見つけられたらかなり費用面でも削減が見込めます。

出会えたら嬉しい居抜き物件。しかしそう簡単に見つかるものではありません。自分の開業したい立地に目ぼしい居抜き物件が無いなんてことはざらにあります。

そんな時は②と③の方法を検討してみましょう。

②中古品やリース品を使う

内装費用の中でもなかなかにかかってきてしまうのが厨房設備費。これを少しでも軽くできるのがこの方法です。新品で買うとなると高額な費用のかかってきてしまう厨房設備でも、中古で購入するだけで費用を抑えることが可能となります。リース品も同様に期間は決まっていますが、費用を抑えるのに有効です。これは厨房設備だけでなく、什器類にも使うことができます。

また、納期も短く納品ができるのも魅力です。ただ、最新の設備が手に入らないことはもちろん、メーカーの保証が切れてしまっていることがあるため注意するようにしましょう。

③複数業者から見積もりを取る

なるべく安く内装工事を行うためにしたいのが業者との価格交渉と、複数業者からの見積もりを取る相見積もりです。

価格交渉に気が引けてしまう人もいるかもしれませんが、実は内装業者にとっても価格交渉するのは当たり前のことです。なお、内装工事業者を選ぶ際は、複数の業者に見積もりを依頼することをおすすめします。理由は複数の業者に依頼すると、料金の相場が見えてくるからです。

業者によっては、相場よりも高い値段を掲示してくることもあり得ます。この時に相場を知らない素人の場合、それに気付くことは難しいでしょう。

しかし複数の業者に見積もりをしていれば、業者間の価格の差を比較できます。これにより、素人でも料金の相場が判断でき、良い業者選びにつながります。

そのため内装費用の値下げを交渉するのに抵抗感を抱く必要はありません。

ラーメン屋内装の工事費用の資金を集める方法

実施に開業をするとなると、先に述べたような内装工事費用だけでなくさらに、開業後の運営資金として、食材費やスタッフの給与、光熱費などを考慮すると、最低でも800万円の運転資金が必要です。

これだけの資金を自力で調達するのは容易ではありません。このような場合には、金融機関からの融資や補助金・助成金の活用が役立ちます。特に、公的な金融機関からの融資は審査が比較的通りやすいため、公庫などを利用することがおすすめです。また、ラーメン屋で活用できる補助金や助成金としては、「事業再構築補助金」「小規模事業者持続化補助金」などがあります。

資金調達においては、これらの融資や補助金を上手に活用して、開業資金を確保していくことが重要です。

まとめ


ラーメン店の内装費用は開業者にとって重要なポイントとなります。しかし、慎重な見積もりと計画によって適切な費用を抑えることが可能です。内装はお店のイメージや顧客の満足度に大きく影響するため、うまく考えながら魅力的なラーメン店を開業しましょう!

        

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